写真・文／赤峰幸生 Photo & Essay by Yukio Akamine
3月17日（土）南三陸町に、170本の桜の苗木を植樹の為に出掛けた。
一般社団法人ルームニッポンhttp://www.loom.or.jpは、昨年3月11日以降、被災した地域に何かファッションの視点で貢献したい想いを持つ方々と立ち上げた。
ご存じのドーメル社（ドミニックドーメル社長）が創業170年。かつてフランスの牡蠣が全滅した時、三陸の幼貝を送ったことなどをからめて、170本の桜の苗木を南三陸町に寄与するプロジェクトを桜プロジェクトと呼んでいる。
ドーメル社は、【KIBOU311】と呼ぶ生地を企画し、世界に向けて販売を開始している。
あいにくの雨の中、町長はじめ地元の子ども達が参加した町ぐるみの記念植樹だった。
瓦礫問題、街頭復興、地元の雇用等々、課題山積みを目の当たりにしながら、いつか3000本の桜の木の下で笑顔でお弁当を食べる子ども達の為に来年もまた出掛ける覚悟を決めてきた。