IS JAPAN COOL?

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=5ozg-B2GOrw[/youtube]

全日空が「IS JAPAN COOL?」と題して日本を紹介するキャンペーンを2012年2月17日からスタートしました。
https://www.ana-cooljapan.com/

サイトを訪れたユーザーがCOOLだと思ったモノを投票し、自動的にランキングされていくようになっています。

今日現在のランキングは、

1位:おもてなし
2位:ハイテクトイレ
3位:温泉
4位:富士山
5位:次世代型自販機
 ・
 ・
 ・
となっていて、
富士山を除いてはすべて「おもてなし」に関連する事柄になっているのが興味深いところです。

日本国籍以外の人々の投票率がどれくらいなのかわからないので統計として確実性に欠ける部分もありますが、表層的な部分より内面的な美しさ、いわゆる「美徳」が日本人に根付いている「COOL」な部分なのかもしれません。

ちなみに下の動画は昨年7月に公開された外務省・観光庁が作った「嵐のメッセージフィルム」です。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=XTT1O2VtrSY[/youtube]

以前話題になった10分間のオリンピック誘致PV制作費が5億円ということだったので、この映像に予算がいくらかかっているかわかりませんが、日本のアイドルグループに「にゃー」と言わせて日本のPRをしようというのは税金の無駄使いに感じます。このような方向性になってしまうのは、日本人自身では日本の良さを理解できていないからではないでしょうか。

自分で自分のよいところを言えと言われても多分日本人の道徳的には苦手で(僕もそうですが)その上電車の中吊り広告を見ると、日本はだめだ、政治家はだめだ、経済がだめだ、だめな事づくしで自虐PRを長い年月をかけて刷り込まれてきたのが僕らの世代です。

客観的に日本の良さを捉えてくれるのは日本を愛してくれている外国人ではないかという意見を以前BLOG記事で呼んだことがありますが、まったく同感です。

軸を見つめ直し、多様性を取り入れた中から良い所・悪い所を客観的に捉え己を知り、良い部分については自信を持って行動できるようになる事が今必要なのではないかと思います。